ロミロミで使うオイルも、アロマテラピーの精油も植物からのギフト。
ハワイでも太陽や雨の恵みを受けてたくさんの植物たちが元気な姿を見せてくれます。
植物はレイやフラに欠かせないものですし、ラウラウなどの伝統的な料理、そして薬草としても使われます。
ハワイの植物たちを少しだけご紹介しますね。
浄化のティー
古代から場を浄めるために使われていました。
今でも民家の玄関先や街中に植えられていて、目にする機会も多いと思います。魔除けのお守りにもされています。
また、薬草として、熱を冷ましたり、包帯の代わりなどに使われていたそうです。
ティーリーフをたくさん使ったスカートで踊るフラカヒコ(古典フラ)や、伝統料理のラウラウ(タロイモとティーの葉でつつまれた蒸し焼き)など、ハワイではとても身近な植物のひとつです。
炎症緩和にノニ
先日のハワイ島ロミロミ研修で体験したのですが、ノニジュースのアイパックで目がとてもスッキリしました!
クムロミ(ロミロミの師匠)が庭で育てているノニから採ったノニジュース。
アイパックの後は、少女マンガのようにキラキラな目になって驚きました。
(日本で市販されているノニジュースは加熱処理してあるため、同じ使い方はできないそうです。)
火山の女神ペレにまつわる伝説を持つ花。オヒアレフア
真っ黒な溶岩台地に赤く咲く可憐な花。
こんな写真を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
オヒアレフアには、ハワイ島キラウエア火山に住むと言われている女神ペレにまつわる伝説があります。
オヒアという男性とレフアという女性は恋人どうしでした。
火山の女神ペレがオヒアに恋をしますが、オーヒアはもちろん拒絶します。
嫉妬心の強いペレは腹をたてて、オーヒアを醜い木に変えてしまい、他の神々がレフアを憐れんでこの木に咲く美しい花にしたそうです。
「オーヒアの木が男性的ながっしりとした枝振りであるのに対し、その花であるレフアが女性的で柔らかいのは、木にオーヒアの魂が、花にレフアの魂が宿っているからだと云われている。山道でレフアの花を摘むと、雨が降るといわれる。ペレの怒りなのか、レフアの悲しみの涙なのか……とにかく、山中で雨のために道を失ってしまうと困るので、一部のハワイの人々は、今日でもレフアの花を摘むことを嫌う」
「 」内は、こちらのページから引用させていただきました。
http://www.anuhea.info/plants-flowers-hawaii/ohia-lehua.html
ロミロミは、自然とのつながりも大切にしています。
ハワイの植物。また少しずつご紹介させていただきますね。